Mar 5 2015

立川談春「百年目の会」に行ってきた。

立川談春「百年目の会」
立川談春師匠を見るのは3度目です。いずれも森都心プラザで3度目。熊本は比較的チケット取りやすいんじゃないでしょうか。今回も仕事を抜けてひとりで聞いてきました。

落語ファンじゃないからよく分からないけど、落語は行ってみるまで何の噺を聞けるかわからない。今まで何回か行った落語会がそうだったのでそうじゃないかなと思う。でも、今回のは演目が最初から決まっていて「百年目」というのを全公演でやるという。熊本が記念すべき初日。

立川談春は、立川談志の30周年記念落語会を見て彼の弟子になることを決めたという。そして今度は自身が30周年記念落語会を開くことになった。さまざまな思いがあるのだろう。

そして選んだ「百年目」という噺。聞いて「なるほど落語家は落語家なりの戦い方があるのだな」と、けっこう真剣に考えさせられた。

ひとりで興奮した僕は、帰りの車で桂米朝と古今亭志ん朝と志ん生の「百年目」を聴き比べながら帰った。どれも良いのだけど、米朝の「百年目」が好みですね。

「百年目」で僕が一番好きなシーンは、お店の金でどんちゃん騒ぎしている番頭が、人目に付くとマズイからと、閉めさせた屋形船の障子を、酔って「なんで閉めてるんだ開けろ」と言い出して一斉に開け放して広がる隅田川の土手の満開の桜(米朝の場合は大阪の桜ノ宮)の風景。ここは、素晴らしすぎて「うわうわうわー」となります。

広重 江都名所 隅田川はな盛

広重 江都名所 隅田川はな盛(国立国会図書館)

 

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