Feb 14 2015

DVD 2 ブルージャスミン(Blue Jasmine)

Blue Jasmine

DVDで見まして。最高だったわけですが。

ウディ・アレン作品は恥ずかしながら「アニー・ホール」しか見てなくて、これも最高で、未だに劇中のウディ・アレンと同じ格好を目指していたりするのですが、「アニー・ホール」がウディ・アレンの最高傑作と勝手に思い込んでいて「他は見なくてもいいかな」と選択肢から外してました。

主人公ジャスミンがなかなかイタイ女として描かれていて際立っているのですが、どっこい登場人物全員がどこか情けないというか、カッコ悪い人たちなわけで。それって僕らも一緒といいますか。ウディ・アレンのいじわる目線で描かれる人物を見て笑ってたら「どうもこれは俺じゃないか?」と思えてきましたね。

僕はオーディオ屋の軽薄なオヤジが自分に似てるような気がしました。好きですね。

僕はアメリカの映画を見ていて、たまに出てくるこの「オーディオ屋」というものに思うことがありますよ。ポール・トーマス・アンダーソン監督の「ブギーナイツ」のHi-Fi製品を売るのが夢の黒人や、アレクサンダー・ペイン監督の「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」の主人公の男。
なんか「形のない不確かなもの」「微妙な差異をうるさく言う奴」みたいなちょっと困った人物、詐欺師などの完全な悪人では無いけど、少しうざい奴、どこか信用の置けない奴を表すキャラクターとして「オーディオ屋」が選ばれてるような気がします。オーディオ屋さんごめんなさい。本当のオーディオ屋さんは違うんですよ。中古車屋や不動産屋のキャラクター造形にも近いものがあるのですが、オーディオ屋はもう少し知的で憎めない感じで使われてる印象です。と言っても、上記3本しか今のところ思いつきませんが。

それにしても「ブルージャスミン」良かった。
2014年のオスカーに輝き、国内外20以上の主演女優賞を総ナメにしたケイト・ブランシェット目当てで借りましたが、他のウディ・アレン作品も見たいと思いました。まる。

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